歓喜の虎、悲哀の鷹

  • 2023年11月6日
  • 2023年11月6日
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今シーズンのプロ野球はタイガース38年ぶりの日本一で幕を閉じた。タイガースファンのみなさん、おめでとうございます。
先発、リリーフともに素晴らしい投手陣と、守備位置を固定した手堅い守り、巷で言われている四球効果、なにより各選手が自分の役割を理解して粘り強くプレーに臨む姿勢が見て取れたように感じます。そして鷹党としては、大竹、加治屋の活躍も嬉しかった。

ひるがえってってわがホークスの今シーズンを見るに、7月に悪夢の12連敗があったにもかかわらず最後まで2位争いができたと思うべきか、いやいや首位のバファローズと15ゲーム離されてりゃ2位争いも糞もないでしょと捉えるべきか。

特に先発陣。メジャーに移籍した千賀の穴を埋められなかった。千賀に代わるエースが出てこなかった。というかそもそも年間通してローテーションを組むのも難しい状況だったからなぁ。主な先発投手の先発成績を見てみると

石川 23試合 4勝8敗 防御率4.15
和田 20試合 8勝6敗 防御率3.16
東浜 17試合 6勝7敗 防御率4.52
有原 17試合 10勝5敗 防御率2.31
大関 17試合 5勝7敗 防御率2.92
スチュワート 14試合 3勝6敗 防御率3.38
板東 11試合 3勝4敗 防御率3.40
藤井 9試合 5勝3敗 防御率2.35

二桁勝利が一人、勝ち越してるのが3人って、まあこれでは3位は仕方ないですね。有原がいなかったらどうなってたか。和田の頑張りにも頭が下がります。
やはり石川と東浜には二桁勝ってもらいたいし、藤井は来シーズンはまたリリーフに回るのかわからないけど、20代の大関、板東には更なる奮起を。スチュワートもなあ。。。もう一皮むけるのか、ここまでなのか。あとは活きのいい若手投手が出てくることを期待します。

相変わらず与四死球が多い、高齢化が進む野手陣、右の大砲の不在、いまいちレギュラーになりきれない1軍半の選手が多い(という個人的な感想ですが)など課題満載のホークスをどう立て直して来シーズンに望むのか、ストーブリーグを楽しみたいと思います。既に上林、嘉弥真、高橋礼の放出とかなり思い切った人事をして血の入れ替えを行おうとしているのが見て取れます。
藤本監督、2年間お疲れさまでした。ミスターホークス小久保監督、チームの立て直しをぜひよろしくお願いします!